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バイリンガルの赤ちゃんは、モノリンガル(1言語)の赤ちゃんよりも、学習スピードが速かった!

いつから英語を学ばせたらいいですかね?という疑問をもつ親御さんは多いと思います。日本語もしっかり学びきれていないのに、幼児のころから英語を学ばせて良いのだろうか?どっちも中途半端になりそうなどという心配もあり、よく議論になっています。

2016年4月シンガポール国際大学の心理学者たちの研究が発表され、英語と中国語を同時に学んでいる赤ちゃんの方が、中国語だけで学んでいる赤ちゃんよりも、学習スピードが速いことが、新たに発見されました。

シンガポールにおいて、英語と中国語は公用語として最も使われている言語です。しかし文章の構成や、言語の音がまるで違うために、学習過程において衝突が起こるのではという考え方がありました。

実験は、12ヶ月~13ヶ月の、72人の赤ちゃんで行われ、新しい単語を学んでいく過程で行われました。英語と中国語で学んできたグループは、中国語の独特の音に早い段階で反応するようになりますが、中国語のみのグループは6か月経過してもその音を習得することができませんでした。

結果、2つの言語を同時に学習し始めた赤ちゃん群の方が、両言語におけるルールを学ぶことが速いという結果になりました。
この実験により、バイリンガルで育ってしまうと、学習スピードが遅くなるというこれまでの仮説を打ち崩すこととなりました。

そして、英語と中国語を同時に学んだ赤ちゃんたちは、話はしませんが、12ヶ月~13ヶ月の時点ですでに、言語学習におけるベースが身についているということです。

 

これは他言語でも当てはまると考えられるため、日本語と英語を早期に学んでいくことを後押しする実験結果ですね。

 

 

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